早川義夫「ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)」読了。

元ジャックスの早川氏が、書店経営を始めてからのエッセイ。仕入れの苦労や困った客についてなど。内容的にはもう20年前のものだが、今でも零細書店はこんな感じなのだろうか。書籍に限らず、やはり大手の店よりも自分の気に入った店で買うべきだな、と。好きな書店が店じまいしてしまうことほど辛いことはない。本書の「就職しないで生きるには」というシリーズ名にも惹かれた。