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ロートレアモン伯爵「マルドロールの歌 (福武文庫)」(藤井寛訳)読了。

他の訳も読んでみたいですね。前川訳や石井訳も少し目を通した感じでは、かなり印象が異なる。

岩田規久男「経済学を学ぶ (ちくま新書)」読了。

確かに分かり易い入門書で、大学一年生の経済学講義で参考書として取り上げられるのも分かるが(それにはちょっと簡単すぎると言うか分かり易すぎる気もするが)、例としてとりあげる話題がいちいちカンに触る。需給のバランス的に高速道路は値上げするべきだ…

早川義夫「ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)」読了。

元ジャックスの早川氏が、書店経営を始めてからのエッセイ。仕入れの苦労や困った客についてなど。内容的にはもう20年前のものだが、今でも零細書店はこんな感じなのだろうか。書籍に限らず、やはり大手の店よりも自分の気に入った店で買うべきだな、と。好…

都留重人「経済学はむずかしくない(第2版) (講談社現代新書)」読了。

先日亡くなった著者へのトリビュート的気持ちで読んだ。内容は平易かつ幅広く。これを最初に読んでれば、経済学に対して苦手意識を持たなくて済んだかもしれない等と思いつつ。昨日の朝日新聞に「市場には心がない―成長なくて改革をこそ」の書評があり、著者…

トルストイ「生命について (集英社文庫)」読了。

近代化学批判と(プレ・)フッサール現象学ライクな自我論からスタートし、死の無意味性と時空を超越した生命とについて語る、著者晩年の作品。これでもかこれでもかと独自の生命論を展開して行く様は、却って著者のエゴの強さを感じさせもする。

トルストイ「光あるうち光の中を歩め (新潮文庫)」読了。

トルストイらしく原始キリスト教を題材にしつつ、社会主義思想についてもその思うところを盛り込むあたりもやはりトルストイらしい。さすがはキリスト教的アナーキスト。

佐和隆光「これからの経済学 (岩波新書)」読了。

バブル崩壊前夜(直後?)の経済論。自分は、まずはもっと基礎理論を学ぶべきだなと実感。

岩田規久男「国際金融入門 (岩波新書)」読了。

思ったよりも難しくて困った。

岩田規久男「金融入門 (岩波新書)」読了。

宇沢弘文「経済学の考え方 (岩波新書)」読了。

配偶者がストパー中に待ちながら。ざっくり言うと、非常に駆け足な経済学史。けどそれだけじゃなくて以下略。

「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 (光文社新書)」読了。

金融の教科書的な本。マーケットリスクを「個人投資家は取るべきではない」と書いてある部分があるが、別の著作では反対のことを言っていたような。この辺のくだり、クレジットリスクと混同されて活字になっている気もする。それを差し引いて考えても、個人…

「田平雅哉のFX「スイングトレード」テクニック (WINNER’S METHOD SERIES)」読了。

やっぱりノウハウ本的なものは読むべきではなかったね。読書の楽しさが得られぬ。

藤巻健史「リスク時代の「資産倍増」勉強法」読了。

主張が身近に分かり易い形で読める。

藤巻健史「1ドル200円で日本経済の夜は明ける」読了。

主張内容は他の著書と同じだが、本作は政策論議中心かな。

さくら銀行調査部 編「ビジュアル 金融の基本 (日経文庫)」読了。

初心者ですんで、まずは基本から。内容は十年ほど前の。 さくら銀行って今どうなったんだっけ?と思って調べたら、東洋経済新報社の就職サイトから大手金融機関再編図という便利なものが出てきた。

藤巻健史「タイヤキのしっぽはマーケットにくれてやる! (日経ビジネス人文庫)」読了。

軽い読み物かと思ったら、実際そうなんだが、なかなか考えさせる部分も。全体的には他の著作と同じ主張。

藤巻健史「直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法」読了。

色々と信条のあわない部分はあるが、色々とあってちょっと読んでみた。運用するほどの資産はないが。

根井雅弘「「ケインズ革命」の群像―現代経済学の課題 (中公新書 (1029))」読了。

訳文がちょっときつい。J.ロビンソンに興味。同氏による「分析を歴史的時間の中に置き、不確実性の持つ決定的な影響を強調した」とのケインズ評価が良い感じ。

ドストエフスキー「悪霊(上) (新潮文庫)」「悪霊(下) (新潮文庫)」読了。

問題作っちゃ問題作だけど、完成度的にはやっぱ罪と罰とカラマーゾフなのな。ってことは、未完なのに完成度高いカラマーゾフはすげえ。悪霊(上) (新潮文庫)作者: ドストエフスキー,江川卓出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/12メディア: 文庫購入: 10人 …

マックス・ウェーバー「理解社会学のカテゴリー (岩波文庫 白 209-1)」読了。

用語が複雑ですな。理解社会学のカテゴリー (岩波文庫 白 209-1)作者: マックス・ウェーバー,林道義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/07/16メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る

フリードリッヒ・エンゲルス「ドイツ農民戦争 (岩波文庫 白 128-4)」読了。

こうなるとイデオロギーというよりも単なる組織論ですな。あと解説っていうか粗筋じゃん。ドイツ農民戦争 (岩波文庫 白 128-4)作者: エンゲルス,大内力出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1950/09/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブロ…

フランツ・カフカ「夢・アフォリズム・詩 (平凡社ライブラリー)」読了。

意味ありげ。でもあまり集中して読めず。夢・アフォリズム・詩 (平凡社ライブラリー)作者: F.カフカ,吉田仙太郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1996/06/12メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 81回この商品を含むブログ (33件) を見る

H.D.ソロー「森の生活―ウォールデン (ワイド版岩波文庫 (87))」読了。

超絶主義? 否、アナーキズムである。浮世離れしてるっていいな。素敵だ。アイロニーとかではなく。でも俺には無理だ。虫とか小動物が嫌いだから(猫は除く)。 アメリカでマクロビが受け入れられている(他の国と比較して)というのは、彼の国にはこういう伝統…

青山秀夫『マックス・ウェーバー―基督教的ヒューマニズムと現代 (岩波新書 青版 54)』読了。

近代的職業倫理へと至る道程については理解。しかし没主観性・非有情者性こそが大衆の幸福増進につながるというのはどうか。所謂「生き甲斐」やら「生の意味」を見失って路頭に迷う人のどんなに多いことか。マックス・ウェーバー―基督教的ヒューマニズムと現…

トマス・モア『ユートピア (岩波文庫 赤202-1)』読了。

アロマテラピーを嫁さんが勉強中であるが、関連する人名がこの本に出てきたので驚いた。ユートピア (岩波文庫 赤202-1)作者: トマス・モア,平井正穂出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1957/10/07メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 43回この商品を含むブログ…

池内紀『カフカのかなたへ (講談社学術文庫)』読了。

カフカのかなたへ (講談社学術文庫)作者: 池内紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る

丸山真男『日本の思想 (岩波新書)』読了。

日本の思想 (岩波新書)作者: 丸山真男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961/11/20メディア: 新書購入: 25人 クリック: 248回この商品を含むブログ (226件) を見る

夏目漱石『私の個人主義 (講談社学術文庫)』読了。

私の個人主義 (講談社学術文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/08/08メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 117回この商品を含むブログ (100件) を見る

George Orwell『Animal Farm (Signet Classics)』読了。

Animal Farm (Signet Classics)作者: George Orwell,Russell Baker,C.M. Woodhouse出版社/メーカー: Signet発売日: 1996/04/01メディア: マスマーケット購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (6件) を見る

『アナキズム 第六号』読了。

特集:個人主義。