2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
本日の結論:性癖は変わる。
魔法のカメラ(?)を使ってバッタバッタと「悪人」を殺してゆく写真屋チェレスティーノ。善悪の相対主義。
学校でも、家でも、そして未来にも一縷の望みも持てなくて、というかむしろ未来なんて存在しないかのように思えて、そんな絶望的な生活の中の、ほんの一瞬の、束の間の希望。
文化人類学の、というか、「文化相対主義」という概念の入門書。という観点から、自然・血縁・死・暴力・交換などについて論じる。イルコモンズ小田氏も著者として名を連ねておられます。
かなり金と手間のかかった所謂スペクタクル映画だが、アイルランド史入門編として興味深く観た(史実と異なると言う議論は色々とあるようだが)。
ダメな人たちのヒューマンドラマ…という感じで若干イライラしつつ。
「不思議の国のアリス」というよりは、もっと悪夢的な、「夢十夜」的な。表象が表れては消え、とりとめのないシュールレアリスム的な世界。「世にも怪奇な物語」の世界観に近いかなぁ。
米ソの冷戦なんてもう随分と過去のことだけど、戦争の脅威・核の脅威は依然いやむしろ今だからこそ。なんてクソ真面目に言ってられないような、笑いつつ笑えないブラック・ユーモアが満載、オチ最強。
愛知県美術館にて10月1日まで開催中の「愉しき家」展の解説。生活空間としての「家」と芸術表現との邂逅…という程度のことを念頭に足を運んだのだが、想像以上に製作者の生活感や人生観・生い立ちが反映されてくるのだな…と感じた。惹かれるのは、イスラエル…
五千六百円。先日の売れ残りも一部手放せた。
およそ20年ぶりか。角がぐるぐるとなった山羊っぽいのに心動かされる。両生類・爬虫類充実。
映画作家と製作者との断絶、夫婦間での断絶。前者は言語の違いとあやふやな通訳により一層深められる。後者は、ロッセリーニ「イタリア旅行 [DVD]」を引くも、一転 悲劇的な結末を迎える。
雑誌「アドバスターズ(日本版)」や「無買デー(日本版)」「TV消しちまえ週間」など反資本主義・反企業支配的な活動に携わる著者の初邦訳。 とってもラディカルに理想主義的で、そういう意味では非常にアメリカ的な思想なのかも(ソロー的な意味で)。ときおり無…
二千五百円。半分諦めていた際物的な効果音レコードは売れ、著名なサントラや九十年代の和製HCは返された。
言わずと知れた、現代思想の基礎用語集の名著。「構造論」「レトリック」などが印象に残る。今後、都度それぞれの項目を参照して行こうと思う。
監獄内でのデモ暴動が、とてもかなしい。
想像していなかった展開にびっくり(配偶者は予想していたようだが…)。ラストシーンが「?」。
前半の「政治とはなにか」、難しい。食わず嫌いしていた現代思想にも手を出してみようかな、と、ちょっと思う。粉川哲夫さんのインタビュー、大変面白い。総じて硬派な紙面作りながら、P.181に写っているのだけは軟そうだ。