2004-10-08 幸徳秋水『帝国主義 (岩波文庫)』読了。 Buch 20世紀前半辺りまでの欧米列強の帝国主義について、その成り立ちを愛国主義と軍国主義とを由来として論じる。愛国主義+軍国主義…となると、さすがにアクチュアリティはないなぁーなどと思いつつ読み進めるも、否、これはまさに現代のアメリカのことではないか、と。幸徳の固っ苦しい漢文調の文章は、大変読みづらくもある反面 背筋が伸びる思い。帝国主義 (岩波文庫)作者: 幸徳秋水,山泉進出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/06/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (13件) を見る