内橋和久+カール・ストーン@TOKUZO

ハンス・ライヒェル氏が事故により急遽来日中止。よって全編内橋さんとカールさんのデュオということになった。前半は内橋さんが流れを作っていく。寝てしまって記憶なし。後半はカールさんが引っ張る感じ。ひたすら抽象と無意味な音群を紡ぎだして全体の無意味を浮かび上がらせて行く内橋さんのスタイルと、意味と意味の間から別の意味を抽出するカールさんのスタイルと…なんてぼんやりと思考しつつ途中までは集中して聴いていたが、内橋さんがギターからダクソフォンにスイッチした辺りから記憶なし。帰宅してもまだ夢の中にいるような、そんな感じ。ダクソフォンの響きは、何であんなに優しくて・懐かしくて・暖かいのか。