エレファントカシマシ@ELL

「平成理想主義の旅」ツアーの第2日目。セットはDBさんに既に書き込みがあるようなので割愛。「晩秋の一夜」は沁みた。初めて気付いたのは、石森が物凄く楽しそうに歌いながらギターを弾いているときがあること。後ろ三人で目配せしながら演奏自体を楽しんでいるような場面も。アンコールは一回。どうやら一部の「奴隷天国やって〜」コールがご不満だった模様。

奇しくも本日は憂国忌だったわけで、改めて思ったのは宮本という人物は極めて日本的な価値観を突出した形で体現しているんだなぁ、ということ。それも所謂 右翼とかに行かないスレスレのラインで、リアリズムの側に辛うじて踏みとどまるような形で。なぁんて今更な感がありますが。憂国忌について今朝読んだことがライブ中にふとフラッシュバックしたので。イメージ的に「曙光」が被ってしょうがないんです。

(※11/26追記:「曙光」と「豊饒の海 第2部:奔馬」との類似性については、以前 難波康さんが「象姦號」で書いてらっしゃいます。難波さんの文章、好きだったなぁ。)