愛猫アトムが亡くなった。

朝、シャワーから出るとアトムの様子がおかしい。もう5回ももどして、
後ろ足を引きずって歩いている。病院に連れて行く。途中、車の中で
息が荒い。診察。血栓ができているとのこと。もう足は元に戻らない
可能性が高いとのことで入院。

父の日なので両親と夕食を食べに行く予定だったが、実家は動物病院の
近くなので、急遽変更して昼食を共にする。食べ過ぎる。実家で少し
休んで、家へ向かう。

車中で病院から電話。危ないとのこと。病院に戻る。ケージで酸素を
苦しそうに吸うアトム。数時間見守って、実家に休みに行く。30分ほどで
病院に戻り、見守る。

アトムの呼吸のリズムが狂い初めて、一瞬止まる。振り返るアトム。
何かを訴えかけるように、普段めったに鳴かない彼が、鳴く。先生を呼ぶ。
心臓マッサージ開始。もうダメだった。「(コード、機械を)外してあげても
良いですか」と聞かれ肯く、機械を外しはじめると同時に院内の犬や
猫たちが一斉に鳴き始めたような気がした。奇麗にしてもらったアトムを
連れて、実家にひとことだけ報告し、帰宅。