おれ、狂ってる!らしい。

今日もくだらん論争に付き合わされた。会社にて。こんな狭い範囲でも争いは
絶えないのだから、こりゃ戦争はなくならんわけだよな。

小学生〓中学生の頃、ひょっとしたら高校生の頃でもそうだったかもしれないが、
僕はある個人的な、そして密かな遊戯を知っていた。一人遊び。それは、「自虐」
という名の遊戯である。自虐的なことを考えると、胸が痛くなる。それが楽しい。
胸を苦しくさせるために、自虐的になる。一人になるときにはいつも、自主的に
自虐的になって息苦しくなった。毎晩毎晩、一人密かに楽しんだ。いつのまにか、
自虐が手放せなくなった。そしていつのまにか、胸が苦しくなることはなくなった。
大学に入って就職するまで、そうした自慰行為のことは忘れていた。ピーズを
聴き始めて、また自虐行為をし始めた。22歳のことだ。しかし、今ではもう、
息苦しくなることは全くなくなった。卑屈が残っただけだった。