理解。共感。表現。技術。無力。

大学時代ゼミの友人宅と実家と動物病院に土産を置きに行った。アトム帰宅。

写真ができた。面白い。自分で写真を撮ったことがあまりなく、こうして見て
みると撮影の巧拙(構図とか)について配偶者が語っていたことの意味が改めて
よく理解できる。噛み砕いて言えば、写真って難しい、ということである。

カナル・カフェ(軽食を伴い船で運河を下る)は最高だったねぇ。>配偶者

エッシャー展も非常に興味深かった。なぜ今エッシャー?と疑問符を浮かべ
つつ観始めたらこれが面白い。引き込まれる。初期のリアリスティックな
版画から所謂「騙し絵」への変遷がとてもドラマチック。予定よりも大幅に
時間をかけて閲覧を楽しんだ。図録まで購入してしまったではないか。

旅行自体は最高だった…のだが、写真や会話やその他諸々でその情景や情感
が第三者に伝わらない(と言うか伝える技術を持ち得ていないことを痛感する)
のが非常に歯がゆい。良いんですけど。別に。分かってもらわなくて。

最初から分からせることを諦めているところも。否。諦めてます。すいません。

The ピーズ『S/T』(KING)[->Amazon]

夜、土産を届けた友人(昼間に行ったときは奥さんしかいなかったので。
奥さんも同じゼミ出身)から電話をもらったのは少し嬉しかった。彼はいつも
暢気そうで少し羨ましかったり。と、そんな自分ものんびりに見られることも
多いのだが、結構色々と苦悩とかある。苦悩っていまどき流行らねー。