memo
不要な贅沢物を得る→それを得るために激しく働かなければならない→消耗→たくさん食う必要がある→悪循環。 つまりは同じこと − 否かえって損 − なぜなら始終不満足であり、命をすり減らしていくから。
それを読むためにはわれわれが爪さき立ちをし、われわれの最も油断なく眼を見開いた時間をそれにささげなければならないもの−これのみが高い意味での読書である。
持てば持つほど不自由になり、貧しくなる。
人間は植物性の食物だけでは生きられない? 肉や骨を作ることができない? ↓ しかし例えば牛は草食動物であるが、重い肉体労働にも耐え得る体を持つことができる。 ↓ ある社会では生活の必需品であるようなものが、他の社会では単なる贅沢品であったり、まっ…
しかしそれにしても、近代的合理化・資本主義化されない状態をさして何の疑問もなく「停滞」と読んでしまえるというのは、疑問を抱かざるを得ないのですが。
結局はキリスト教中心思想というか、西欧中心主義という観点? 否、近代個人主義を無批判に肯定する価値観こそが問題なのであって。
「どれだけ耐えられるか、それを私は知りたい。」
culture と Kultur とでは語の内包するところが異なる。 国家(der Staat)や祖国(Vaterland)という概念は英国にはないそうである。